鮎釣りは難しい?鮎釣りの流れを紹介

1.まずは鮎釣りの準備をしよう

夏の風物詩である鮎釣りは「友釣り」が主流とされており、餌を使わずに鮎を釣ります。餌の代わりに「オトリ鮎」と呼ばれる鮎を用意しておきましょう。鮎が放流されている河川の近くにはオトリ店があるので、釣りに行く前に購入するのがおすすめです。

オトリ店でチェックする鮎は、体に傷がなく、長時間イケスにはいっていたことで鼻先がピンク色になっていない、元気な鮎を選びましょう。初めは弱りやすいので、3匹ほど多めに購入するのがおすすめです。

オトリ店では、近くの河川の情報など貼り出されている可能性があります。常連になるとおすすめのポイントを聞くことができるので、貴重な情報源になるしょう。

そして、河川で釣りを行うために、オトリ店や釣り具店で遊漁券を購入します。よく通う河川であれば、年券が割安になるでしょう。

 

2.仕掛けを準備しよう

まず河川についたら、オトリ鮎のケアを行います。長時間オトリ缶に入れておくと、水温の上昇でオトリ鮎が弱りやすくなってしまうため、川の流れが当たる、水の通りが良い場所に置いてあげましょう。オトリ缶を川に置いている間に自身の身支度を行い、オトリ鮎を引き舟へ移して、仕掛けの準備を行います。

友釣り用の竿は長いため、初心者は仕掛けを取り付けるのに苦労するポイントです。周囲に木の枝など邪魔なものがないような広い場所で行うのが良いでしょう。竿先に「投げなわ結び」という方法で仕掛けを結び、竿の仕掛けを結び終えたら、竿を穂先側から伸ばしていきます。穂先の目印を狙う水深に合わせて調整をし、掛け針を逆針にセットして、竿の仕掛けは完成です。

次に、オトリ鮎にハナカンを通していきますが、ここで時間を取ってしまうとオトリ鮎を弱らせてしまう可能性が高くなるので、スムーズに行うように注意しましょう。竿を地面に置くと竿の破損や他の釣り人に踏まれてしまう可能性があるので、オトリ鮎を竿につける際は必ず持ちながらつけましょう。竿尻を肘下で持つと、両手が自由に使えて便利でしょう。