初心者必見!鮎釣りの竿の選び方

1.鮎釣り初心者向けのおすすめの竿とは?

鮎釣りは日本の夏の風物詩とされ、一般的な釣りとは違った感覚で楽しめる釣りです。初心者の方が始めるためには、専用の道具は必要になります。そこでどんな道具が必要か、値段はどのぐらいかかるのかなど、知りたいものです。特に、「鮎竿」は釣り高を左右する大切な道具でしょう。少し敷居が高いイメージですが、鮎釣りは少ない費用から始めることも可能です。

鮎釣りでは「友釣り」と呼ばれる釣法を行います。石についたコケの近くを縄張りとする鮎の特性を利用した釣り方です。特殊な道具や仕掛けを使いますが、竿の選び方にも鮎釣りの魅力があります。鮎竿は、のべ竿で7~10mほどの長さがあり、基本の長さは9mと設定されています。竿の長さは釣りに行く川の大きさによって長さを変えるのがおすすめです。長くなると重くなり、使いにくくなるため、初心者は基本の長さの9mより短い物を選ぶと良いでしょう。50cm変わるだけでも重さが変わり、操作しやすくなります。女性やお子さんには8.5mほどの短めの物を選ぶことをおすすめします。

「竿調子」とは、竿がどの部分から曲がるかを表す表現です。真ん中付近で曲がる「胴調子」と穂先側で曲がる「先調子」の2種類に大きく分けられますが、初心者ならこのようなタイプではなく、中間的なタイプを選ぶことがおすすめです。操作のしやすさという面ならば、「先調子」タイプを選択することで竿のコントロールがしやすくなるでしょう。

2.竿の素材で選ぶ

竿の素材はカーボンでできており、良いカーボン素材を使った竿は高級モデルとして販売されています。カーボン質の違いは釣りの感度の違いでもあるため、テクニックを駆使したい場合は良いカーボン質を選ぶと良いでしょう。しかし、初心者であれば低価格の竿からスタートし、経験を積んでから良い素材を購入するのがおすすめです。竿の扱いに慣れていない初心者は、低価格の竿を選択することで破損にも備えることができます。低価格の竿でも十分に鮎釣りを楽しむことが可能でしょう。