オイルに漬けるだけで簡単長持ち!鮎のコンフィ

鮎は柔らかい身と程よい苦味で人気の食材ですが、ついつい多く買ってしまって余らせてしまう方もいらっしゃるかもしれません。そんな時には、鮎をコンフィにしてみてはいかがでしょうか。コンフィとはフランス料理の名称で、食材の美味しさを損なわずに保存する目的で編み出された調理法です。鮎をオリーブオイルに漬けておくことで、風味良くキープすることができる便利なレシピです。調理方法もとても簡単なので、誰でも手軽に作ることができます。

 

【材料(2人分)】

・鮎…4尾
・塩…少々
・ココナッツオイル…適量
・にんにく…1片
・唐辛子…1本
・ドライタイム…3枝

 

【作り方】

(1)鮎の両面を包丁で擦ってウロコとヌメリを取り除き、流水で洗い流します。洗った鮎はキッピンペーパーで水気を拭き取ります。
(2)水気を拭き取った鮎の両面に塩をまぶします。
(2)にんにくはみじん切り、唐辛子は輪切りにして、鮎に混ぜ合わせます。鮎はそのまま1時間ほど置いておき、味を染み込ませます。
(3)にんにくと唐辛子の風味が鮎に染み込んだら、流水で鮎の表面を洗い流し、キッチンペーパーで余分な水気を吹きます。
(4)鍋を用意し、重ならないように鮎を並べます。鮎を並べ終えたら、ココナッツオイルを鮎が浸る程度まで注ぎます。
(5)鍋を中火でじっくりと熱します。ココナッツオイルが泡立ちはじめたら火加減を弱火にしてさらに約1時間煮詰めます。
(6)鍋が煮詰まったら火を止めて、そのまま冷まします。
(7)弱火で温めたフライパンに(6)の鍋から取り出した鮎を入れ、両面に焼き色がつくまで焼き、お皿に盛り付けて出来上がりです。

 

【ひとことアドバイス】

鮎を頭から尻尾まで食べられるコンフィは、フライパンで焼かずに鍋の中に浸しておくと、約1週間ほどは日持ちします。食べるときに食べる分だけ鍋から取り出して焼きましょう。鍋に残ったオイルはフランスパンにつけたり、パスタのソースに使ったりと幅広く活用できるので、一度作ればたくさん楽しめる嬉しいレシピです。