鮎の簡単レシピ!稚鮎とジャガイモのアヒージョ

鮎の中でも稚鮎は、ほんの少しの時期しか食べることができません。よく素揚げにして食べることがありますが、せっかくなら普段とは違う食べ方で食べたいと考える人もいると思います。そんな人は、稚鮎とジャガイモを使ってアヒージョにしてみてはいかがでしょうか。稚鮎は成魚と比べ骨も柔らかく、子供や高齢者であっても簡単に食べることができます。腹ワタを処理せずそのまま食べられるので、丸ごと調理するのがいいでしょう。
材料(3人分)・小さめのジャガイモ 3個・稚鮎 適量・オリーブオイル 大さじ1・ニンニク 2片・塩 小さじ1・塩漬け山椒 小さじ1

 

稚鮎とジャガイモのアヒージョの簡単な作り方

まずは、下準備として稚鮎を丁寧に水洗いしておきましょう。ジャガイモは丁寧に洗い、ラップで包んでレンジで3分加熱します。硬いと感じたら再度レンジで温め、適度な硬さになったら取り出して冷まします。冷めたら1cm程度の厚さにカットし、置いておきましょう。スキレットにオリーブオイルを大さじ1をしき、薄切りにしたニンニクを加えます。そのうえにカットしたじゃがいもを並べ、さらに上に稚鮎を並べます。最後のオリーブオイルの残りを回しかけ、塩をまぶします。火にかけ、ガーリックの匂いがしてきたらグリルへ移動させます。その後7~8分程度火にかけて両面を焼きます。焼き上がったら最後に塩漬けの山椒をふりかけ完成です。

稚鮎の特徴とは

そもそも稚鮎とは、どのような特徴があるのか知らない人は多いですよね。稚鮎とはその名の通り成魚になる前の鮎のことを指します。一般的な稚鮎の大きさは7~8cm程度とかなり小さめです。稚鮎といえど成魚とほぼ同じ作りをしており、脂も多くウロコも全体にあります。背中部分が黒っぽいのが特徴になり、成魚に見られる黄色い斑点はありません。天然の鮎は夏が旬になりますが、稚鮎は春から初夏にかけて川を登ります。そのため稚鮎を食べられる時期は夏よりも早い時期であると理解しておきましょう。