調理時間はたった15分?!鮎のコンフィの簡単レシピ

最近は、よくコンフィと呼ばれる料理を目にすることも多いのではないでしょうか。コンフィとはフランス料理でよく使われる調理法で、主にオイルで煮ることです。鮎は和食として食べることが多いと思われがちですが、フランス料理であるコンフィにするのもおすすめです。
材料(4人分)・鮎 8匹・海塩 適量・ココナッツオイル 適量・ニンニク 1片・唐辛子 1本・タイム 5枝

 

鮎の簡単コンフィの作り方

まずは、鮎の下準備をする必要があります。鮎の重さを計り、重量の2%の海塩を鮎にまぶします。ニンニクと唐辛子も鮎の上に乗せ、1時間程度置いておきましょう。下準備ができたら、次は鮎の表面を洗い流してキッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ります。底が広めの鍋に鮎が重ならないように並べ、ココナッツオイルを浸る程度注ぎます。そして、タイムをのせて火にかけましょう。まずは中火にし、ぽこぽこ泡が出始めたら、状態を維持したまま弱火で1時間程度煮込みます。この時の温度はおおよそ70~80度程度でかまいません。1時間して火を切ったら、冷めるまでそのまま置いておきましょう。

コンフィを食べるときは、フライパンで一度火を通し焼き目をつけましょう。きつね色になるまで焼くのが美味しい食べ方になるのでおすすめです。オイルはパンをつけて食べてもいいですし、オイルとコンフィをパスタと和えて、パスタソースにすることもできます。様々な食べ方ができるため、オイルは置いておくといいでしょう。オイルにつけたまま冷蔵保存をしておけば、1週間程度保存することができるのもポイントです。コンフィは低温で長時間煮込むため、じっくりと火が通り骨まで柔らかくなります。そのため骨が苦手な子供や高齢者であっても、手で掴んで丸ごと食べることができます。鮎は頭から尾まで丸ごと食べることで栄養素を豊富に摂取することができ、疲労回復や夏バテ防止にも効果があります。鮎料理は他にも簡単なものがあるので、和食アレンジや洋食アレンジなどにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。