鮎を保存する方法

鮎釣りをすると、多い時には何十匹も釣れてしまうことがあります。鮎を釣った後に、新鮮な状態で家まで持ち帰る方法があります。少し工夫するだけで、おいしく鮎を食べることができます。スーパーで鮎を買いすぎたというときにも、鮎を冷凍保存することで、いつでもおいしく鮎を食べることができます。

鮎釣りの後

鮎は氷水に入れておくことで、その水を飲んだ鮎の内臓がきれいに保たれ、色もきれいな状態のまま維持されます。鮎釣りに行く際は、氷を十分に用意していきましょう。ボックスの中の水は、氷が少し浸かっているぐらいで十分です。帰り道の時間が20分から30分程度なら、そのまま持ち帰っても問題ありませんが、それ以上時間がかかってしまう場合は、鮎を氷水に入れた後で、鮎がおとなしくなったらボックスの水を捨てましょう。鮎を長時間水に浸けてしまうと、鮎が水分を含んでふやけてしまうため、おいしく食べることができなくなってしまいます。

鮎の冷凍方法

家に鮎が大量にあり、すぐにすべてを食べることができないときは、鮎を冷凍保存するという方法があります。冷凍保存する場合、鮎が入るサイズの細長いプラスティック袋かビニール袋に鮎を入れ、水を入れた後に余分な水を捨てることで真空状態を作ることができます。一匹ずつ保存することが望ましいです。卓上シーラーを持っているならば、卓上シーラーを使うことで完全に真空になり、冷凍焼けしてしまう恐れがなくなりますし、コンパクトになります。金額的にも買いやすいですし、他の食品を保存するのにも活用できるので、持っていてもいいかもしれません。

一気に何匹も冷凍したい場合は、タッパに氷水を入れ、その中に鮎を入れて冷凍します。鮎は川魚なので、塩水に浸ける必要はありません。しっかりと水に浸すことで冷凍焼けするのを防ぐことができます。解凍するときは、袋のまま水に浸けて、解凍しましょう。30分ほど水に浸けておくと、完全に解凍された状態に戻ります。