鮎の甘露煮の簡単な調理方法

家庭でも簡単に鮎の甘露煮を作ることができます。

 

下準備

初めに鮎のフンを取っていきます。鮎のおなかから肛門にかけて指でフンを押し出します。その後、塩でもみ洗いをしていきます。フライパンを温め、大匙一杯のサラダ油を引き、鮎を焼きます。軽く焼くことで鮎の臭みを消すためです。両面とも焼いていきましょう。グリルで焼くこともできます。軽く焼いても、カリッと香ばしく焼いても、おいしくいただくことができます。好みによって焼き加減は調整してください。グリルで焼く場合、10分程度焼くと香ばしく焼きあがります。

 

圧力鍋に鮎を入れる

鮎を焼いたら、鍋に鮎を入れます。10匹程度の場合、鮎を入れた後、緑茶を600ミリリットル、料理酒を大匙6、みりんを大匙6、砂糖を大匙6、しょうゆを大匙6、うまみ調味料を少々入れ、ふたをして火にかけます。圧がかかってから18分間火にかけます。18分経ったら、火を止めて圧が抜けるまで置いておきます。ふたを開けて、水あめを大匙2入れ、照りが出るまで火にかけます。

 

さらに鍋で鮎を煮て、簡単甘露煮の完成!

鮎を鍋に入れます。4匹程度の場合、炭酸水を500ミリリットル、砂糖を大匙3、おろししょうがを大匙1入れます。そのまま火にかけ、強火で沸騰させます。沸騰したら弱火にします。表面が少し揺れる程度の弱火です。そして、落し蓋やクッキングシートをかぶせ、弱火で30分ほど煮込んでいきます。煮汁が蒸発して減ってしまっていたら、水を足したり火力を弱くするなどの調整をして様子を見ながら加熱してください。

30分間煮込み、骨が柔らかく、甘みがついた状態になったら味付けをしていきます。落し蓋の上から、しょうゆを大匙3、みりんを大匙3、料理酒を大匙3入れます。再び火をつけ、強火で沸騰させます。沸騰したら弱火にして10分ほど煮込みます。10分経ったら中火にして、煮汁がなくなるまで煮込みます。この時、焦げやすくなっているので注意してください。煮汁がなくなったら、粗熱が取れるまで放置し、冷蔵庫で冷やして完成です。